【写真】コロナの今こそ、親知らずを抜くことのすゝめ

歯科衛生士 健康

親知らずを抜いたことはありますか?

私は先日抜いてきました。右下の親知らずを

親知らずは下の歯だと抜いた後腫れるとよく言われますよね。

私は今回、腫れ自体はほとんどなかったのですが、口内炎とむくみが酷く、マスクをとったときにに「腫れは気にならないけど、むくみヤバイね」と言われてしまうほど。

腫れるか、むくむか、口内炎ができるか…たぶんどれかは起こるので、マスクでアゴを隠せ、「話さない」ことが正義な今、親知らずを抜くことをお勧めします!

血が付いた歯の写真も出てきますので、苦手な方は気を付けてください。(次の見出しの1枚目です)

抜糸する際に絶対に気を付けておきたいこと

*抜糸準備
・ご飯を食べておく
・麻酔の持続時間の最大値を聞いておく

私は、最初に聞いていた予定と歯科衛生士さんの話といろいろ違い過ぎて、10時半から抜いて、13時ころには昼ご飯が食べられると聞いていましたが、10時半から抜いて、11時半までかかって、そこから水が飲めるようになるのに30分(12時)、ご飯たべられるようになるには2時間と聞き、絶望しました。

ランチの約束はしていなかったものの、会社でのお弁当が食べにくかったです(時間的に)

写真で実録!抜歯から抜糸まで

今回、イヤースコープを使って、口腔内の写真を撮ってみましたので紹介します。

がっつり血がついているものや口内炎の写真もありますので、注意してください。

予定より大変だった抜歯

今回、右下の親知らずを抜くことになったのですが、最初に聞いていた話と少し異なっていました。

最初は2分割にするとのことでしたが、結局…3?4?分割になりました。

なんか、根っこが膨らんでいて抜けにくかったとのこと。

時間も、20~30分と言われていましたが、結局1時間ほど。麻酔も追加しましたので、結構大変でした。

↓抜いた直後の歯の写真。大きく3つに分かれています。

上から①表面に出かかっていた部分

②根っこ本体

③根っこの一部

抜いた歯

正直、どこがどこかわかりません。(笑)

ただ、私の歯は単根という形らしく抜きやすいみたいです。

よく、歯の絵を描くと下のように書きませんか?

 

歯の根っこ

左側が複根

右が単根

歯の根っこは歯毎、人ごとで根っこの数が違うらしいです。

わたしの場合は単根で本来は「抜きやすい」のですが…

親知らずの構造

私のは上の図のように、根っこが膨らんでいて抜けにくかったみたいです。

抜歯の準備

さらに、私は上図のように、完全に頭が出きっていませんでした。

そのため、このように行いました。

抜歯の計画

まず、歯茎を切って、出ている部分を少し切って、根っこを抜くという計画です。

計画通りにはいかない抜歯

抜歯は先に示したような計画で進んでいく予定でした。

しかし、なかなかうまくいきませんでした。

まず、出ているところがなかなか切れない(笑)

チェーンソーで木を切っている

出ているところを半分?程度切って、力でグキっと折る計画だったっポイですが、なかなかうまくいかず。

たぶん、全部カッターで切ると、舌や口腔内を傷つける恐れがあるから?途中まで切って、折る感じでした。

でも、全然折れなくって、ちょっと切って力をかけてみてはダメで、また切って、押してダメで…を3回やりました。

ここでようやく根っこ登場!

断面がキレイじゃないから?滑るペンチ

ここからは、サクッと行くかと思いきや、出ている歯が短くなりすぎたのか、断面がキレイじゃないからなのか、つかもうにもなかなかつかめず苦労する歯医者さん。

荒れた断面

なんか、何回かチャレンジしてダメだったらしく、特殊なペンチを持ってきてもらっていました。

それでようやくつかむことができましたが…

根っこが抜けない!!!

根っこが引っかかっていて、前後にグイグイして抜きたかったみたいだけど全く動かない歯!

そこで、根っこ分割大作戦が始まりました。

2抜歯の計画

この向きなのか、わかりませんが、聞いた感じはこんな感じでした。

で、この時、顎の骨の一部を削っているらしいです。(これが腫れる原因?)

悪戦苦闘すること1時間。抜けました!

冒頭の写真です。

こんな感じで、なかなか抜けなくて、複数個に分かれてしまいました。

親知らずは上の2本は残してあって、今回ももらってきてみました。

抜いてから心がけたこと

歯医者さん「たぶん、めちゃくちゃ痛いし、腫れるから、痛み止め飲み切ってもまだ痛かったら言ってね」

さらっと、怖いこと言われましたが、結論は腫れませんでした。

*出された薬
・ボルタレン(痛み止め)
・クラリスロマイシン(抗生物質)3日分
・ムコスタ(胃の保護)

ほんと、ただの感想なんですけど。みんな腫れるの抗生物質のせいじゃない?

抗生物質の詳しい勉強してきたわけではないので、かじった人間のただの感想なのですが、

なんでクラリス?なんで3日?

これがわからなかったです。

口腔系ってセフェム系の抗生物質を使うことが多い印象。

副鼻腔炎に使われるイメージのクラリス。

クラリスのお友達で3日飲んだら7日間効くやつもあるから、抗菌効果としては1週間欲しいものではないの?

申し訳なかったけれど、手持ちのもので、どうにかしてしまった(笑)

私が腫れなかったのは、日々のコンクールのうがいのおかげかな?

私は最近、コンクールの製品を使っています。

その中に、うがい薬があります。歯ブラシの後、ぶくぶくするだけで口の中の殺菌してくれる系のやつ。

これは幼少期から歯が悪かった父が「今、自分の歯があるのはこれのおかげだ!」と豪語しているもの。

このシリーズで磨いていたからか、私たち兄弟の虫歯率はたぶん低い(私は1本もない)

【クーポンあり】【送料無料】コンクールF 100ml 1個

この、うがい液で毎食後うがいをしていました(抜歯直後はカサブタを作るために控えました)

ここからが本当の地獄(注意!写真あり)

ここまでは、まぁ予想の範囲内でした。

ここからむくみと口内炎という予想外の展開が待っていました。

口腔内の写真を多用していきますので、注意してください。

抜歯直後

化粧もしていましたし、口紅も塗っていましたし、髪の毛も整えていましたが、この有様です。

唇、割れまくりの疲れが顔に出ています(笑)

さらに、右の口の周りは血ではなく、長時間引っ張られていたことによる軽い内出血!

この時は麻酔が効いているので全く痛くなく、ただただ、疲れだけでした。

抜歯した日の夜(Day1)

抜歯直後

これは抜歯後6時間くらいです。

手前(右下)が歯で、左奥が頬の位置関係です。画像の上半分の中心の線が歯茎を切ったところで、歯の後ろ(すぐ左上)の黒い繊維が傷口を縫い合わせている糸です。

歯と糸の間のベージュのものは食べかすですね(笑)

土用の丑の日だったので、鰻を食べました

【購入記録】刻みうなぎ【森源商店】~口コミの検証も一緒に~

麻酔はもうとっくに切れていますが、普通に食べられました。それくらい、痛くなかったんです。

しかし、咀嚼をすると少し腫れている頬を巻き込んでしまうため、少ない咀嚼回数で食べられるものがイイと思います!

翌朝から顎が!!(Day2)

↑翌日から、顎がふっくらしてきました。

彼氏に写真を見せたときに、顎の腫れよりも、むくみがヤバイねと言われたからむくみに気づきました。

横からみたら、ポコッとしているのがお分かりいただけるだろう!(すこし赤くなっているところ)

ボルタレンを飲んでいたので、痛みというほどの痛みはありませんでした。

しかし、ご飯をたべたり、話をしたりと顎を動かす度に、内頬を奥歯が削っていくという、結構痛い展開!

そして、アイコスを吸う度に吸引力で頬が奥歯に刺さり、痛い!!!

家の中では常にマウスピースを装着して過ごす。

 

がっつりとむくんだ朝(Day3)

朝の起き抜けってこともありますが、むくみがすごいのわかりますか?

めちゃくちゃむくんでるんです!全身!!

もう、憶測ですけど、ボルタレンを含む、痛み止めの副作用でむくむんです。

そこまで頻度が高くないし、弱いやつの短期使用なら問題にならないけれど、ボルタレン強い子だからな。

結構レアなやつ引いちゃったかもなぁ…

というわけで、そこまで痛みもないのでボルタレン中止して、ロキソニンへ

口内炎ができた!

奥歯が内頬をずっと削っていたら、口内炎ができた!

まぁ、普通に考えればできるよねって感じだけれど、予想外だったので、辛かった。

マウスピースを上下つけて過ごすことに

口内炎ができた!

この口内炎が、奥歯(抜いた歯の隣)の形にジャストフィットで、この歯の刺激でできたのだろうなということがよくわかりました。

手前に潰瘍(クリーム色)、奥に口内炎(白)が2個できました!

パンプスが履けなくなった(Day4)

パンプスが入らなくなってしまったため、ローファーで仕事へ行くことに!

スーツのお仕事なので、スニーカーって訳にもいかないのでローファー!でも、外勤するときは流石にパンプスかな…と思い、ぺったんこの靴を買ってみました。

運転用も兼ねてるし、いいか。

ロキソニンでも痛みの問題がなかったので、痛み止めは終了。

痛くなった時にイブを飲むことに

口内炎は、奥から2本目の歯の形にもでき、計3個に!

特に気にならなかった(Day5)

痛み止めは寝る前に1回飲むだけ

この日がある意味、一番平穏だったかも

腫れ、むくみが引いてきた(Day6)

腫れとむくみが引いてきて、パンプスが履けるようになり、顎は顎らしくなってきました。

表情のせいもあるかもしれませんが、結構違ったんです!!

腫れ、むくみが引いてくると、つぎに起こったのは、糸のたるみでした。

初日はちゃんと、歯茎の位置にいた糸ですが、最終日にはなんと、横に!!

こうなると、糸と歯茎の隙間にわかめとかが入り込みます!

そして、なかなかとれません!

そして、歯磨きすると痛いです!!

最悪です。

でも、明日抜糸の日なので、耐えます。

ついに抜糸!!!

朝から糸取りへ!

糸をとるのも結構苦労していた先生。

…実は結構下手なのかな…

腫れよりもむくみが酷かったことを伝えてみたが、イマイチな反応でした。

まぁそんなもんだよね。

私もいまだにボルタレンのせいじゃないと思いたいもの。

まとめ

コロナ禍のいま、

外出もしなくていい(靴をはかなくていい)、マスクをつけたままにできる(むしろ外したらいけない)、人と話さなくていい(顎をうごかさなくていい)、マウスピースをつけたまま出社できる(話さないから)、今、この、コロナ禍に親知らずを抜いたほうが絶対いい!!!

と感じました。

顎とか、痛みとかはなんとかなっても、靴履けないのは結構キツイかったですねー

もう駄目だった日、営業所へクロックスで行きましたからね(笑)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました