いま、いろいろな書籍・映画の感想文を作っています。
読書感想文はしっかりとした本、しっかりとした形式で書かなければいけないと思っていたため、小学生のころから苦手な夏休みの宿題でした。
しかし、書き方を工夫すれば、漫画でも読書感想文を書くことができるということがわかり、いろいろな感想文を書いています。
ニーチェ先生の基本の概要
作品を10文字で 「 コンビニバイトが日常」(10文字)
作品を30文字で 「 万年アルバイトの松駒のコンビニバイト生活をTwitterから漫画化したもの」
場所 | どっかの777というコンビニ
(直営店ではなく、FCのオーナー店) |
時代 | 現代(数年前くらい) |
ニーチェ先生の要約
ニーチェ先生と松駒、後2人と店長が毎日のコンビニの様子を描いている。
ニーチェ先生は仏教科の学生で理不尽なことをいうお客様に対して、サクッと正論を言う。その正論が的を得ていて松駒は戦慄を覚える。
店長は毎回毎回よくわからないものを大量に仕入れ、それが売れ残っていく。
その他にも、一癖も二癖もあるある人たちがコンビニのバイトを行なっている。
そんな中、松駒はニートから脱するために就職活動に勤しむがなかなか内定がもらえない。そう言った悲しみや、店内であった出来事をTwitterで呟いていたところ、読者の目に触れ、出版社から出版の依頼が。作画は別の人がやり、松駒は原案を提示していくがそれも期日が守れない。
そういった人間性についても仁井をはじめとしたコンビニアルバイト達の話題となる
ニーチェ先生の感想
人間って多種多様だなと思う。そして、何が転機で転落するかもわからないし、何がきっかけで世に認められるかもわからない。
印象に残ったこと
第1話の冒頭の、仁井くんが最高にクール!お客様が、「お客様は神様だろ!」と詰め寄ると「神は死んだ」と。ニーチェは人生とは不条理なものだが神に頼るな。その運命を愛せる超人になれと人々に説いた。
この仁井くんがお客様と激しいパンチを繰り広げる様が面白くて、面白くて、たまらないです。
例えば、松駒から「ゴミがひとつも残らないように掃除機かけてきてね」いう指示に対して、立ち読みのお客様がいてもお構いなしに掃除をする。それを注意した松駒にたいして、「ゴミがひとつも残らないようにと指示されましたから」と。お客様は粗大ゴミではないことを教え込むのに膨大な時間がかかりました。
というかんじて、仁井くんが面白くて、それに突っ込む松駒さんもおもしろいのです。
しばらくするとだんだんニーチェ先生(仁井)は仕事も覚えてきて、色々やるのですが、これがまた面白いのです。
この本を読んで学んだこと
アルバイトやニートと言ったことは一般的には公にすることでもないし、極める対象には普通はなり得ない。
ただ、その「普通」をとっぱらった先に、ニーチェ先生は大ブームが起きたのだと思う。
だから、何事も諦めず、その道について極めれば、誰かが見つけて輝かせてくれる。(ただし、ニーチェ先生の場合はTwitterのように、情報が溢れている現代では、積極的に情報発信をしていかなければなかなか見つけてもらうことが困難である)
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