ウ・ヨンウ弁護士は天才肌 感想文

いま、ネットフリックスで韓国ドラマの「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を観ています!自閉症の主人公が弁護士になるという初めての設定で、見続けるとどんどんハマっていき、更新がっ楽しみです。

弁護士がどんどん依頼を解決していく話ですが、「自閉症スペクトラム障害」の特徴を取り入れながら、独自の解決をしていきます。

韓国ドラマって色々な要素をいれてくるのですね!ホームドラマ×弁護士×ヒューマン×恋愛といったところでしょうか。人間関係が結構複雑です。

*韓国ドラマ歴*
1作品目は「愛の不時着」を見て、韓国ドラマにハマりました。現在、韓国語(というかハングル)を勉強したい!という気持ちはありますが、ただの記号にしか見えず、また、どこまでやる気が続くのかもわからないため様子見ですが、こっちも進展があればお伝えします。

できるだけネタバレにならないように、感想を入れたいところだけ抽出して、ドラマを観ていない方の邪魔にならないように、書いていく予定です。

あらすじ

ソウル大学を首席で卒業した主人公の、上から読んでも下から読んでもウ・ヨンウ(우영우)は弁護士としてハンバダという大手事務所で働き始めることになる。

幼少期、周りの子たちは話を始める年ごろになっても、全く話を始めなかった父親は心配になり、病院へ訪れ自閉症と診断される。

ある日、父親が住んでいる建物の大家から暴行(といっても叩かれているくらい)を受けているのを目撃し、刑法の暴行罪についていきなり発言を始めた。まだ小学生にもならないくらいの幼い娘が刑法を諳んじることに違和感を覚えながらも天才的な才能を感じた。

注目ポイント

今後ドラマを観ていく中で、ストーリー展開に関わってくる要素

・なぜ母親はいないのか?
・なぜ家に刑法の本があるのか?
・なぜ父親はのり巻き店を営んでいるのか?

あと、クジラやイルカについて詳しくなれますよ!

この本を読んで学んだこと

ドラマの力は絶大だと思うので、「自閉症スペクトラム」について理解を得られるようになるには良いと思うが、一方で個々の状態が大きく違う自閉症スペクトラムでこういったドラマが出てくることは難しい面もあるのではないかと思う。

天才的な才能を発揮する一方で

自閉スペクトラム症ではみんながみんな、弁護士になれるほどの状況になれるわけではなく(発達障害がなくてもなれるものでもないが)、程度は人それぞれ大きく違っている。

言葉の遅れやコミュニケーション能力が気づきやすい印象を持っているが、これも大人の場合はそこに至るまでの練習や経験の程度でも異なっている。

特に、今回のウ・ヨンウの場合は、サヴァン症候群も入っているのでは?と感じている。

サヴァン症候群
精神障害や知能障害を持ちながら、ごく特定の分野に突出した能力を発揮する人や症状を言う。

e-ヘルスネット

このウ・ヨンウが自閉症の標準と思われると、誤解を招くなと思う。

 

概要や体験

私は、自閉症の方と接したことはありませんが、ADHDの方はいます。

そして、日常生活で困ってはいないけれど、その要素を持っている人はたくさんいると思う。こだわりや対人の能力は人それぞれにあって、それがどの程度かということが大きな要素だと思う。

自閉症というテーマに関して

韓国は自閉症が多いのかな?ムーブトゥーヘブンでも自閉症がテーマだった。

日本では、自閉症をテーマにした、自閉症の方本人が主人公のものは見たことがない(と思う)。しかし、その本人が特徴を理解して、周りの協力や理解を得ながら、社会貢献していく物語はいいと思う。

発達障害なので、それらがない人に比べてなにか不得意なことがあることは間違いない。しかし、それに負けないくらい圧倒的に得意なことがあり、そちらで能力を発揮することも。

見聞きしただけで実際のところは知らないが、発達障害には、アスペルガー、自閉症、AD-HDの種類があり、発達障害は0または100の話ではなく、ほとんどの人が何かしらの「気」をもっているらしい。

しかし、日常生活の障害にならない程度だったりするので、多くは注目されていない。

例えとして正しいのかはわからないが、眼に例えたとき、視力検査で2.0ならば日本で生きていく上でまず問題はないでしょう。0.7でも、普通に生きていく上では問題はあまりないが、運転免許を取得する際には障害となる。0.3だったら辛いこともあるだろうが、本人や周りが問題なかったらまぁ、、、なんとかなる。例えば、移動のために看板を見たり、板書を見る際は0.3だとキツイときが多いだろうが、慣れ親しんだ環境で特に文字を読もうとしなければ何とかなるものだ。

わたしは、両目視力で0.2程度だが家の中ではあまりメガネをかけない。かけたほうがもちろんよく見えるが、なくても困らない。テレビの字幕も何となくだが見える。

そして、発達障害にとってのメガネが周りの理解と協力だと思う。苦手なことがあるので、それに対してヒアリングを行い(視力検査)、適切な提案(処方箋)、メガネを作り(理解と協力内容の確認)、定期的に見直す(定期的な眼科健診)。

これがうまく回せたら、本当に能力を発揮できると思う。

日本でも、「子供を障害者にしたいのか!?」ではなく、「この子はこういう特性があるのね」という理解の一つにできないのかな。

と、子供のいない独身女子のつぶやき。

印象に残ったこと

韓国という国の状況が日本と違う点が特に気になりました。

裁判の様子

私は弁護士でもなければ、訴訟を起こしたことも、裁判も、弁護士事務所も行ったことはないけれど、裁判ってあんな感じなのかな?

訴えを起こした友人はいるが、まだ裁判にはなっていない。

日本の弁護士もののドラマなどを見ると、戦略的に練って練ってから裁判に挑むイメージだが、このドラマではけっこうウ・ヨンウの思い付きが多い気が…

「サ道」の「ととのったー」に近い感じでウ・ヨンウのイルカやクジラのひらめきが出てくる。

家制度

日本では1947年に廃止された「家制度」が韓国には残っているのだろうか?

裁判長が〇州の〇家(ちょっと覚えていない)の何代目といった話が出てくる。その時にそこの跡継ぎ的な話もあり、韓国では家制度というのはしっかり残っているのだなと感じた。

フィクションなのだろうが、裁判に影響を与えかねない家の影響って…中世のイメージ。

中世ヨーロッパでは貴族は罪を免れて、平民に押し付けられることがよく描写があるが、その感があって、不思議だなと感じた。

今、家制度について複雑な感情を持っている。

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まとめ

恋・親子関係・ウ・ヨンウの成長など見所があり、次の話題が楽しみになるドラマです。

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