まさかの
がんだった
厳密には癌じゃなくて、
上皮内新生物だからまだまだなんだけどね
子宮頚部の顕微鏡での組織診の結果が
「高度異形成」
結構、ショックだった…
毎年ちゃんと検診受けているし、去年の7月に受けて
今年は8月。
それでも、高度異形成…
なんでだろうね…
軽度とか、中等度異形成ってどんなタイミングの人が見つかるんだろうか。
つらかったのは…
正直に言うと、高度異形成と言われたことでもなく、
パートナーに「ちょっと手術するだけ」と言われたこと。
大きい手術する病院の医師に「未婚。出産経験なし。子宮どうしますか?出産の予定はありますか?」と聞かれたこと。
どっちも正しいの。
パートナーは医療系の人だし、手術内容もちょっと手術するだけなの。
高度異形成でも再発の可能性やその他考えたら、取っちゃうのがいいのかもしれないけど…
31歳はまだ、出産をあきらめたくはなかった。
…なんか…どうなんだろうね
こんなもんなんかな
医者も別に、強く全摘を勧められたわけではないし、
パートナーも心配してくれているのはわかるけど…
なんか釈然としないというか、
納得しないというか
もやっとする。
後日(2021.4.29)追記
「高度」異形成と言われたことはすごく、とてもショックでした。手術をして、半年以上たった今でも、クリニックの診察室で言われたあの光景は覚えています。
医師は、慣れているのか、こちらを気遣ってくれているのか、
淡々と告知をしてくれましたが、私の頭の中は真っ白でした。
「まさか自分が」
正直に言って、これしか思わなかったです。
頭真っ白。なにも考えられない
誰に何をどのように説明して、どうしていいのか本当にわかりませんでした。
私は薬剤師の資格を持っているので、疾患に対しての知識と理解は多くの子宮頚部高度異形成や子宮頸がん、その他婦人科がんの患者さんよりは持っていると思います。
もちろん、医師はそんなこと知らないので懇切丁寧に説明をしてくれていましたが、それでも、全く頭に入ってきませんでした。
医療ドラマのあるある
患者さんが医師の説明を受けたあと、家族に質問をされ答えられない。
「びっくりして、説明が頭に入ってこなかった」という状況。
私は、あれは、それまで理解できませんでした。自分のことなのだから、きちんと覚えて聞いてほしいと思っていました。
でも、無理ですね。
覚悟して聞いていてもあの状況。
知識あって聞いてもあの状況。
メモを取る…そんな余裕はない。
ボイスメモを取る。これはできるかもしれないけれど、「ここで録音なんてしてしまったら、自分が重大な病気である可能性を聞いてしまう」ことになるのです。
この勇気を持っている人もほとんどいないと思います。
まさか もしも
まさかこんなことが起きないだろう
もしもこんなことが起きたら…
運転免許の講習で言われるやつですね。
「まさか飛び出してくると思わなかった」
「もしも人が飛び出して来たら」
私は圧倒的に「もしも人間」です。
おかげさまでほぼ毎日運転していますが、ゴールドカード保持者です。
でも、自分の病気は「まさか」でした。
コメント