大河ドラマ「青天を衝け」の主人公の渋沢栄一。
今回の大河の主人公になるまで、存在すら知らない人でしたので調べてみることにしました。
前情報としては、「日本の資本主義の父」ということくらい。
難しいと読めないと思ったので、まずは絵本から読んでみました。
渋沢栄一ってどんな人?「渋沢栄一と一万円札物語」を読んで
まずは子供向けの絵本から読み始めてみました。絵本と侮るなかれ。
渋沢栄一に関するページは6ページでしたが、知らないことがたくさんありました。むしろ、ほとんど知らないことでした。
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多くの企業に関係した人
生涯でかかわった企業は500を超えるとか。ただ投資するだけでも人生で500社に投資することはないと思う。
この500もの企業にかかわったということがいかに多いということが…わかった。
出資したとかでかかわったのではなく、創設や事業の拡大など、経営面でも大きく関与したのだそう!
教育にも情熱を注いだ人
経済に関しての教育だけではなく、女子教育にも熱心だったとか。一橋大学の創設にも関与した!慶喜に縁があったから、一橋大学なのかなぁ?
NHKの朝の連続テレビ小説の「あさが来た」では、波留演じる「白岡あさ」は、日本女子大学の創設者を助けた人で、ディーンフジオカ(五代友厚)を通じて交流があったのだろう!
連続テレビ小説「あさが来た」
2015年に放送されているのですが、本当に神ドラマ!
キャストの豪華さもすごいし、玉木宏の優男とディーンフジオカの理解力と…「働く女子」からしたら、近くにいてほしい人!!!
主人公は波留演じる「白岡あさ」は京都の大店の次女で、大阪で両替商をやっている新次郎と結婚する。
新次郎は跡取りだが絵に描いたような「働かない人」だが、当時の商家は優秀な番頭がいれば、回っていく。
そんなときに、あさちゃんはディーンフジオカの五代友厚と出会って、事業拡大をして、銀行を始めて、炭鉱買って…「女だてらに」活躍していく。
それを見守る新次郎
もう、ここがいい!新次郎さんは、あさちゃんが色々やっても、周りからいろいろ言われても「やってみればいいよ!」と背中を押してくれます(大阪弁で)
更に相談にのりつつ見守るディーンフジオカ
ディーン様も影ながらに支えてくれます。
やりたいことがある女子にとって、こういった理解のある人が近くにいてくれることがすごくうらやましい!!
そして、見ていて気持ちのいいドラマ!
中途半端な朝の連続テレビ小説の新作を作るくらいならば、「あさが来た」再放送してほしい!
幕末の動乱の中で自身も積極的に動いた人
渋沢栄一が生まれたのは、1840年でペリーが来航する13年前。
勤王志士たちの影響を受け、一橋慶喜の家臣となり、幕末を過ごす。
私は歴史をよくわからないから、この辺り難しいけれど、慶喜はどちら側だったのだろう?慶喜自体は徳川の人間だが、慶喜のお母さんは天皇の親せきかなんかだから、討幕派?勤王派?どちらの話が慶喜には響いたのだろう?
そして、慶喜は開国反対派のイメージだったが、その後、慶喜の弟と一緒に栄一はヨーロッパへ行っている。
そんな感じだったのだろう。
ディーンフジオカの友人(笑)
今回の大河でも2015年の朝の連ドラ「朝が来た」でも五代友厚はディーンフジオカが演じます!
ディーン様がまた見られるだけでも、「青天を衝け」は見る価値があるのです!
五代友厚は何をした人かわからないですが、「ファーストペンギン」の話をした人のイメージです(笑)
銀行とか、事業とか、そんな感じのことをやった人でしょう!
最後は困っている人を助けることに使命を持った人
資本主義が広まった結果、貧富の差が拡大したため、社会事業に力を入れていきました。
貧しい人たちを救済する法律ができるように最期まで尽力していたそうです。
スティーブ・ジョブズも然り、このくらいまで資本主義を極めて、お金と余裕と…精神?があると、こういうところに行きつくのだろうと思う。
ノブレス・オブリージュのように、「富める者の義務」は結論ここに行きつくのだろう。
生活困窮者に対しての支援や、保護に関して自己責任論で片付ける人はまだこの域に達していないのだろう。(もちろん私も)
逆にいうと、政治家がこのノブレス・オブリージュに近い境地に至っていないから、悪法や悪制ができ、より不公平感や格差・差別を生むのではないのかな?
裕福な二代目・三代目議員ばかりで、庶民感覚のない政治家ばかりでは困るが、「もう本当のお坊ちゃん」が政治のこういう部分に積極的に取り組んでもいいのではないかと思った。
そう考えると、麻生さんはこっち系に力入れてもいいかもね!
まとめ
渋沢栄一さんは、結構すごい人だった。
絵本の6ページは侮ることなかれという感じでしっかりと書いてありました。ほかにも、福沢諭吉さんや、聖徳太子など歴代の1万円札の顔となった人の生涯について書かれています!
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