副業初心者が1万円を稼いでみた！

副業をしてみたいと思い色々検索をかけてみると「一か月30万円」や「初心者でも簡単！」といった魅力的なキーワードが並びますよね。でも、果たして本当に稼ぐことができるのでしょうか？詐欺や騙されることはないのでしょうか？実際に1万円を稼ぐためにどれくらいの時間がかかるのでしょうか。稼げるスキルがあるから？時給換算したら？大変なのでは？

普通のサラリーマンがクラウドソーシングで稼ぐことのできるような特別なスキルは持っていません。WEBデザインや動画・画像編集ができるようになりたいと日々思っています。そんな私でも1万円稼ぐことができましたので紹介します。

副業の内容を公開

結果発表

詳細の表は、一番最後に貼ってあります。

内訳公開

今回私は「クラウドワークス」というサイトを使って仕事を受注してその作業の報酬として収入を得ました。といってもまだ入金処理をしていないので手元にお金はありません。（理由は手数料がかかるから！）

このようにアンケートとライティングで稼いでいますが、件数に対してアンケートは報酬が低すぎるため、戦力としてはものすごく弱いのですが、仕事の取れない最初のうちはこんなもんなのでしょう。

アンケートの感想

とにかく簡単！と言いたいところですが、意外と複雑なアンケートも多く意外と時間がかかります。具体的には「○○（テレビ番組）の感想を〇〇文字で」というものは、「あ、あのテレビ見ていた。書けるかも！」と思ってもテレビって意外とちゃんと見ていないもので、ただ流してみていたテレビの感想は本当に書くのがきつかったです。「〇〇（アクセサリーや装飾品）の感想」も同様に写真を見ながらこの商品についてどう思うかということをやっていくのですが、特に興味のないものに関しては感想が出てこない…説明を読んで、商品を見て、感想や意見を考えて、文字数確認しながら文章を作っていくと意外と時間がかかり、気づくと10分とか経過しています。それだけ頑張って5円や11円。そこからさらにシステム利用料をクラウドワークスに20%支払うと4円や9円になります。

それらをコツコツ積み上げていくと…なかなか途方もないことやっているなと思います。

ライティングの感想

ライティングに関してはピンキリです。本当に初心者に優しく懇切丁寧にマニュアルを作っていて、質問に対しても丁寧に答えてくれるクライアントもいますし、マニュアルはあるものの抽象的表現が多く質問をしてもなかなか返信のない難解なクライアントもいます。そんなクライアントとの相性もあると思いますが、一番は書くことのできるテーマを多く取り扱っているクライアントと出会い仕事をもらえるようになることが一番大切だと感じました。

どれくらいの時間がかかったか

クラウドワークスを登録してからは2か月目（51日経過)したときに達成しました。
具体的な作業時間はざっくりとなりますが時間で時給にすると200円前後と推測されます。

Ambady SasiによるPixabayからの画像

ライティングはものによるのでしょうが本当に時間がかかって、比較的好きなテーマで書き易いもののテストライティングで最初は4時間くらい3000文字にかかりました。テスト後本採用になってからはコツをつかんだので早くなりましたが、それでも1記事2～3時間かかります。それで最初は600円でした。文字単価がすごく安いことはわかっていますが、最初にとれた仕事だったので頑張ってやりました。

「安い単価の仕事を受注するから単価の安いクライアントが存在する。安いものは受けなければ、単価の安いクライアントはいなくなる」という意見もありますが、背に腹は代えられませんでしたし、そんなにスキルのない私のライティングにどれくらいの値が付くのでしょうか？そこは個人の価値観かなと思います。

その後、単価のちょっと高めのライティングのテストライティングをしましたが、こっちは本当に大変でした。SEO対策も含めてとのことだったのですが、SEOがわからない私にそんなことまでいきなり求められても…それなら仕事の詳細に書いてよ…と思いながら、Google先生と必死になって頑張りました。3日で10時間くらいかかったかな？仕事終わって晩御飯食べたら寝るまでずっとパソコンに向かって…ということを3日やって500円でした。この辺で時給が2桁ということに慣れてきます。次のライティングはまとめサイトの作成の手伝いでこちらはコピペするだけというものでしたが、1分でできる！とのことでしたが数をいくつかこなして慣れた今でも5分はかかりますね。こちらは30円でした。

詐欺や危なくないの？

基本的にはサービス内で使っている分には安全。クライアントによってはLINEやほかの連絡先を使おうとしてくるクライアントもいますが、外部連絡に関する規定がクラウドワークスにはありますのでそれに順守してもらえばよいです。
一方、気を付けたいのは、きちんと外部連絡の規定を守った後で、「○○講座のアンケート」系はその後に商材の販売があることが多かったのでここは「不要」という意思を表明することが大切です。本当に初心者に向けていい言葉と良いセールスの言葉で誘ってくるのです。私、本当に副業もパソコンも、ネットの世界も初めてだったので、思わずポチッとしてしまいそうでした。

「この講座を受けたら時給2桁から脱出できるのかもしれない…1件数万円の仕事を受けることができるのかもしれない…」と。

アンケートは薄利多売（報酬が少ないけど数でこなす）

ライティングはアンケートより単価はいいけど同じく薄利多売。
詐欺や危ないことはないけれど、弱った心には注意が必要！

1万円稼いで思うこと

いくつか仕事をこなしてきて思うことは、私向いてないですね。時給が2桁なことは、まぁしょうがないかなと思いあきらめがそのうち付きました。楽して稼げることなんてないのだな…と
数円のアンケートを必死に答えて積もった100円や、テストライティングが受かって本契約をもらえた時の感動はいまだに忘れられませんし、今でもそれは励みになっています。本業ではわかりやすく頑張ったこと＝報酬につながることがないため、ただただ純粋に嬉しかったです。

しかし。精神的にも肉体的にも疲れました。平日仕事が終わってからも、休みの日もずっとパソコンに向かっていて目が痛いし、腰痛いし、腕や肩も痛いし…コロナ禍だから暇だからいいけど、遊びに行く時間ないし。時給が2桁だと気づいたときに何やっているのだろう…と思ったし、将来在宅ワークがしたくて始めた副業だったのにその勉強が全くできていない悪循環。ブログも積極的に更新していこうと思ったのにできていない悪循環…

1万円を稼ぐことができたのは将来在宅ワークをやりたい私にとっては本当に自信がつきましたし、このコロナ禍で残業代が数万単位でなくなった私には本当にありがたい金額でした。

薄利多売は感覚の問題なので慣れれば大丈夫。
自分の生活と体調を考えて無理のない範囲で。
最初は物足りないくらいがいいのかも

楽(ラク)して稼げるは本当か

ある意味では嘘ではないが、「楽」と「稼げる」は一緒につかってはいけない言葉。
出勤もシフトも通勤も満員電車もなく、アンケートなんてスッピンでベッドの上で寝転がりながらポチポチ入力すればいいのでそういう意味では「楽」ですし、4円でも「稼げる」状況です。
しかし、多くの意味での「楽して稼げる」とは程遠かった…

ここからは推測と多くの「稼いだ人たち」の話をまとめると
稼げるスキルを持っていると稼げる→本当に稼げる（らしい。持ってないからわからない）
時間をお金に換える(時給2桁)で頑張れば稼げる→本当。これ本当！
継続して努力すれば凡人でもちゃんと稼げる→まだわからない（ここ目指したい）

まとめ

今回、ソーシャルワークで1万円を稼いだ内容と1万円を稼いでどう思ったか、楽して稼げるかは本当か？について検証しました。

いま、この瞬間は疲れ果てているので続けられる自信は全くないのですが、仕事を継続でくれたクライアントさんの為にももう少し「努力」をしてみようと思っています。

今後も（もし続けていたら）2万円、3万円や2か月3か月…とどんな感じになるかわかりませんが紹介していきます。

実際の詳細な報酬一覧表

報酬10円以下の仕事も21件ありました。本当にコツコツと積み重ねた結果だと感じています。