コロナワクチンの接種が進んできましたね。
集団接種の案も出てきています。
ワクチンについて「集団免疫を獲得するため」「高齢者の重症化予防のため」といろいろなことが言われています。
その中で、副反応についても度々ニュース等で取り上げられます。
皆さんはこのコロナワクチンの副反応についてどのように思いますか?
私は、最終打つのは致し方ないと思うけれど、それよりも前に出せる情報はすべて出してほしいと考えます。
コロナワクチンは打ったほうがいい?
コロナワクチン接種が日々話題となっていますが、打つか打たないか、個人の意思が尊重されるとなっています。
打った方がいい理由
集団免疫が得られる
それにより、高齢者や基礎疾患を持つ人などを守ることができる。
これが大義。
可能性が上がること
旅行へいける
飲み会ができる
コロナが終わる!
両親や兄弟にもう、1年以上会えていません。特別会いたいわけではないですが、「会えない」と言われると、会いたくなるのが人間です(笑)
打ちたくない気持ちの理由
まだまだ副反応がわからない部分がある。
まだまだ副反応がわからない部分がある。
薬は「副作用」ですが、ワクチンは「副反応」といいます。
ワクチンと薬の違いは「健康な人に投与する」という点です。
病気は「これを使わないと治らない」「痛みや苦痛を和らげる」という目的があるが、ワクチンは健康な人に対して、「副反応のリスク」を負わせている。
全て知った上で接種したい。
20代30代40代が死亡している
これが1番怖い!
コロナにかかったら死んでしまう可能性があるが、かからない可能性もある。
その中で、自分と同年代が少ないとはいえ死亡している例があることが怖い。
基礎疾患のない26歳の看護師さんが亡くなっている
26歳、つまり20代の若い女性が亡くなっている。ワクチン接種の4日後に体調が急変して脳出血で亡くなった。
血栓のリスクはアストラゼネカ製と言われており、今日本で接種されているファイザー製は比較的安全と言われていたが、そうでもないようだ。
ワクチンを打った40代が死亡している
北海道旭川市で病院の事務をやっていた方が、接種の翌日に動脈解離(どうみゃくかいり)で亡くなっている。
動脈解離とワクチン接種の因果関係がないと判断され、一時は報告がなされなかったが、遺族の意向で公表となった。
このニュースは衝撃しかなかった。
・否定できないではなく?
・遺族の意向がなかったら公表されないの?
・因果関係なかったら公表されないの?
・「隠している」と受け取られないの?
コロナワクチンでこんなに亡くなっているのに報道せず、接種を促進していいの???
死亡しても含まれない副反応
「ワクチン接種の翌日に亡くなっている」にもかかわらず、ワクチン接種による死亡者にふくまれないの?
コロナがらまだ「詳しいことが全て判明していない病気」なのに、そのワクチンが「翌日に亡くなった」ことが「関係ない」とどうして判断ができるのだろうか?
動脈解離の日数
動脈解離は、動脈が裂けること。健康で丈夫な血管は裂けないから、動脈硬化が進んでいたのであろう。
動脈硬化の原因はコロナワクチンではない。たった1日(数十時間)では、解離を起こすほどの動脈硬化は起きない。
しかし、元々動脈硬化がかなり進んでいて、「血圧の上昇」など、「最後の決め手はワクチン」の可能性はなかったのだろうか???
病態の概要
血管はいくつかの層でできているが、その内側の膜がはがれて中間の層に血液が行くこと。流れの激しい血管で起きるため、無傷だった中間や外側の層も痛む。大動脈(心臓から全身へ血液を送る途中の血管)で起きることがほとんど。
突然起きるため、それまでに自覚症状は少ないが、解離が起きたら耐え難い痛みが背中に広がる。
入浴中の溺死は因果関係なし?
当日に死亡した例もある。
ワクチン接種日に入浴中に自宅の風呂場で溺死した例だ。
これは一見関係なさそうに見えるが、何が起こるかわからない病気とワクチンの状態では、因果関係なしと言い切るのはどうかと思う。
コロナワクチン、血圧低下を起こしたりしないのかな?
ワクチン接種の過緊張の状態から、打ち終わった安心感から副交感神経が優位になって、血圧低下とか?こういった一見関係なさそうに見えるものもきちんと観察を行ってほしい。
関連性の高いものだけ?
関連性の高いものだけが報告対象となっている。
なぜ高いものだけなのだろうか?まだまだわからないことが多いのだから、「なくもない」状況は副作用にカウントした方がいい。
そして、それらをきちんと公表した上で、国民に接種すれば良い。
欲していいない人にまで、ワイドショーなどで広く取り上げる必要はないが、そういう情報を欲している人には提供できる環境を整えてほしい。
コロナワクチンでこんなに亡くなっているのに報道せず、接種を促進していいの???
医薬品の副作用は「因果関係が否定できない」以外
医薬品の副作用は「因果関係がない」と言い切れたものだけが副作用から除外される。
◯段階あり、
「否定できない」ものは副作用だ。
PMDAの文書では下記のように記載されている
ICH等において、報告対象となる副作用(Adverse Drug Reaction)とは、「有害事
象のうち当該医薬品との因果関係が否定できないものを言う」とされており、我が国に
おいても現在、事実上その範囲で情報収集がなされている。
副反応としたくないのならば、「有害事象」を公開してほしい。
有害事象は「医薬品が投与された患者または被験者に生じた
あらゆる好ましくない医療上のできごと。必ずしも当該医薬品の投与との因果関係が明
らかなもののみを示すものではない。」と定義されている。http://www.jpma.or.jp/information/evaluation/publishing_center/pdf/004.pdf
ワクチンは投与対象は患者ではないし、被験者でもないが、考え方としてはこれと同様でいいのではないか?もっと言うと、健康な人に危険を冒させて接種をするのだから、もっと厳しくてもいいと考える。
コロナワクチンだけなんで特例副作用報告??
医薬品は、これらの厳しいルールで副作用報告を行っている。
製薬会社や医者、薬剤師だけではなく、患者も報告ができる。
タミフルが「警告」からはずれるまでの苦労
いまのコロナワクチンのザルな副反応報告がまかり通るならば、医薬品の副作用として外してあげてほしいものがある。
それはタミフルの副作用だ。
いまは、「異常行動とタミフルの因果関係が否定され」警告が外されている(執筆時)
未知の病、未知のワクチンの副反応データ集めは今後の医療になる
コロナは流行が始まって1年以上経っているが、まだ「未知の病」だ。
病気の症状や後遺症についても分からないことがあり、有効な治療薬もない。
それに対してのワクチンもまだまだ「未知」だ。
「m-RNAワクチン」も今回初めて登場したもので、大規模な臨床試験もまだ十分ではない。
未知の病の未知のワクチンでは何が起こっても「因果関係を否定できない」と考える。
過去に薬害があったのも「未知」だった
過去に「薬害」を起こした医薬品(当時)も、その時は「未知」だった。
後々、薬が原因とわかり「薬害」となった。
これらの過去から、コロナワクチンで起きたことを「因果関係なし」と判定するのは時期尚早と考える。
データの集積が病気を解明した
今までの薬害や病気は一見関係なさそうなデータを集めたことによって判明・解明してきた。
今回のコロナワクチンの死亡例を無かったことにするのは、悪い歴史の繰り返しである。
コレラ
コレラは当初空気で感染していると考えられていたが、John Snowというロンドンの医師が発症した場所や人を慎重に観察した結果、汚染された上水が原因であるとわかった。
その後、その水を飲まないようにしたところ改善している。
疫学的に統計を取り、住民のデータから飲み水に共通点があることがわかった。
俯瞰的思想を持って、多くの可能性を捨てずに探り続けたからだ。
サリドマイド
サリドマイドは過去に重大な薬害を起こしている。
世界で1万人の被害者を出しており、世界で第3位の多さである。
睡眠薬として薬局などで市販されていたサリドマイドが胎児の奇形を催すことがわかった。
これも、ドイツでレンツという産婦人科が今までよりも奇形の赤ん坊が多いことに着目し、その母親の行動歴について観察したことから判明した。
日本では報告を聞いた国が十分な対応を行わなかったため広まったが、報告をいち早く察知したアメリカではごく限られた人数にとどまった。
これも、レンツがあらゆる可能性を考慮して、母親たちから聴取したからだ。
もしかしたら、母親だけではなく、家庭環境や父親についても聴取をおこなっているかもしれない。
医薬品の開発に今では当たり前になっている「胎児への影響」に関して、このサリドマイドをきっかけに設定されている。
情報の公開をしてほしい
情報を全部出してほしい。
例えば、私は元々血圧が低く、立ちくらみも起きやすい。
だから、血圧低下が本当に起きるならば、自動車の運転はしないし。
重篤な症状ではなくても、「こういうことが起きる可能性がある」というのは知りたい。
コロナワクチンはm-RNAという初めて使うものだ。
今までの「常識」が通じない可能性が多いにある。このことに関しても、よく考えてほしい。
まとめ
今回はコロナワクチンの副反応について考えてみました。
未知の病、未知のワクチンと共存していくためには、正しい情報を正しく入手して、リスクとベネフィットを検討していくことが大切だと感じています。
国は、情報公開について、積極的に考えてほしいと思います。
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