私は先ほど仕事へ向かう車の中で感動して、ちょっと涙が出てきてしまったことがありました。
最近涙腺が弱いので、大したことではないかもしれませんが、私は感動しました。
片側4車線×3車線の大きな交差点
大きな交差点を左折しようとしていました。
比較的高齢化の進んでいる地方都市で、横断歩道を渡っていたのはお爺さん、お婆さんでした。
皆さん杖をついていたり、少し小刻みな歩きで、とても、ゆっくりとした歩みでした。
待てなかったであろう先行車は途切れた合間を狙って交差点へ侵入し、曲がって行きました。
最後を歩いていたおばあさん
こちらのおばあさんは結構、本気でゆっくりでした。
わたしは、予定の時間までゆっくりと余裕があったので全然大丈夫でしたが、急いでいた人にはなかなか耐えられなかったでしょう。
そして、おばあさんは背が小さい上に、淡いパステルカラーを着ていて、この夏の日差しの中では結構前にかかったです。
そこへ歩いてきた親子
後ろからお父さん、お母さん、息子(小学校中学年くらい?)が歩いてきて、おばあさんを抜くくらいまできました。若者たちなので、サクサク歩いていました。
ところが、お父さんがいきなり息子の肩に手を回して、ゆっくり歩き出しました。
最初、「何なのだろう?」と思いましたし、
息子くんも「え?なに?暑いんだけど」と言わんばかりの表情
*車の窓閉まってましたし、エンジン音もあるので会話は聞こえません
父「いいじゃないか」
息子「え?なに?早く渡らないと車待ってるよ?」
父「だからだよ」
と、言っているような感じであえて、おばあさんの半歩後ろくらいを歩くお父さん(と、息子)
おばあさんが無事に反対側に着くまで、ずっと後ろを歩いていました。
途中、息子は暑さになのか、車の圧になのか、わかりませんが耐えきれず、お母さんと先に渡ってしまいましたが、渡り切って、父の行動を見たからでしょう。
戻ってお父さんと一緒に、おばあさんの半歩後ろを歩き、横断歩道を渡っていました。
まだ感動。思い出しても感動
いい親子だよ。てか、お父さん人格者!格好はTシャツに短パンってラフな格好だから威厳感とか無だったけど、今日のお父さんの行動をちゃんと息子くんは見ていたよ!
きっと覚えていると思うよ!お父さん!
ただ、お父さんに1こ言いたいのは、ドライバーを1回見てほしい!
止まってるから。お父さんいてくれてよかったとは思うけど、アイコンタクトとか大事じゃない?
見てくれれば「待ってるからゆっくり渡ってね!」って視線やジェスチャーも送るし、息子くんも早く理解できたと思うよ!
とりあえず、最左車線は任せろ!って気持ちで見てたから!
いい光景だった
コロナで食べログなどを使って、監視、密告の嫌な世の中になりかけたけど、こういう心温まることがあってよかった。
日本はまだ大丈夫だ。
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