コロナワクチンの接種の予約方法について考えてみた

ワクチン 暮らし

連日ニュースで新型コロナワクチンの接種予約状況や、接種状況、余ったワクチンの接種などについて報道されていますよね。

各自治体で独自の予約システムを作っていたり、大規模会場の設営など、システム面での課題も多くありそうです。

ワクチンの予約システムに関して、皆さんどのように思いますか?

自治体の接種と病院の接種で3回接種してしまった高齢者の話などはシステム面での問題があったのだろうなと感じます。

私は、医療従事者でも65歳以上でもありませんので、まだ1回も接種していませんし、予約の権利もありませんので、具体的にシステムに触れたことがありません。

しかし、ニュースを見ていて思うことがあります。



マイナンバーを使ったコロナワクチンの接種の予約方法について考えてみた

ベッドに寝る人と傍らの医療者

私は、「マイナンバーカード」を利用すればいいのでは?と日々思いながらニュースを聞いています。

そもそも、「使うことができないという状況」だった場合、この議論は破綻しています。

調べた感じでは「使えない」ではなく「使っていない」だったので、書くことにしました。

個人を一人ひとり認識するシステムなのだから、ここで使わなくていつ使うの?

マイナンバーシステムは、国民一人一人に番号が付与されて、結婚しても、転居しても一生変わらない番号で管理されるシステムです。

住民票を有する全ての方に1人1つの番号をお知らせして、行政の効率化、国民の利便性を高める制度です。

<外部リンク>マイナンバーカード総合サイト

この、行政の効率化にすごくつながると思うのだけれど、どうなのでしょう。

なぜ使わないのでしょう。

低い普及率が足かせ?

マイナンバーカードの普及率が30%をようやく達成したと、低い普及率です。

この30%のままでは、予約システムとして活用しても効率化とは言えません。

しかし、去年(2020年)の10万円の給付金のときでも、マイナンバーカードを持っているほうが申請が早かったことは誰もが知っていることです。

これを機に「マイナンバーカードを持っている方が予約が早く・簡便・間違いない」と思ってもらえるようにすればいいと思う。

マイナンバーカードで予約、本人確認を行うことができれば、「3回接種」は少なくとも防ぐことができる。

予約システムを作って運用できる人員が足りないのでは?

私が思うのは、システムの問題やカードの普及率ではなく、その予約システムを作って運用できる人員が今、国や自治体に足りないため、できないのではないかと思っています。

役所が限界超えているし、マイナンバーカードで予約ができても「会場の状況」が刻一刻と変わっていく中でアップデートできる人がいないのではないかと予想しています。

また、ここでカードで予約ができるようになった時にカードの交付に人出を持っていかれることもリスクなのではないかな?

全体的には、「去年から何してたの!?」となりますが、そこを責めても何にもならないので、責めません。

勝手に日付と時間を決めて、不都合なときは連絡くださいシステム

黄色い電話この、「勝手に決めてちゃんと来てください。都合悪いときは連絡くださいシステム」はすごく良いと思います。

どうせ暇でしょ?

こんなこと言ったら怒られるかもしれないが…

基本的に65歳以上は仕事をしていない可能性が高いし、この状況では「旅行」などの予定もあまり多く入っていないだろう。

だから、自治体で勝手に決めて、その日に来てもらうシステムはすごく良いと思った。

高齢者だけではなく、若者もこのシステムを利用すればいいと思う。

問題点は「当日ドタキャン」

この制度の問題点はおそらく「ドタキャン率」だと思う。

自主的に「ワクチンを接種したい」と思っている人は予約が取れたらほぼ間違いなくいくと思う。

当日に体調不良などが起きることも考えられなくはないが、結構高い確率で接種すると思う。

欠如する「当事者意識」

この制度だと、勝手に予約されて、勝手に全部決まるため、「自分が打たなきゃ」という意識はないだろう。

そのため、「無連絡ドタキャン」がかなりの確率で発生すると思う。

確認ができない接種希望

また、「接種の希望」がわからないため、打つ気がない人はこちらもまた「無連絡ドタキャン」となり得る。

「打ちません」という連絡をしてくれればいいが、全員がそうするとは限らない。

認知機能低下者はどうなる????

近くで介護する人がいるのだろうか?

認知症の方などは、どのように把握しているのだろうか?

予備がたくさん必要

余ったワクチンはその場にいるスタッフなどに接種をして無駄がないようにしているらしいが、これにも限界が来るだろう。

接種しているスタッフは基本的に医療従事者ですでに接種している可能性が高い。

また、自治体の職員もそこまでめちゃくちゃな人数がいるわけではないので、いつか頭うちになる日が来る。

その場合、どのようにするのか、あらかじめ決めておいた方がイイだろう。

余りそうなワクチンおススメ策3選

老人に注射をしているワクチンは6回分でも何回分でも、余る時は余ると思う。

その時に余りそうなワクチンをどうするか、おススメの方法を考えてみた。

リストから電話作戦

管轄自治体の北からとかで任意のリストを作成し、電話をかける。

対応できた人で、時間内に訪問ができることが確約された人に接種

問題点:電話をかける人員

電話出るの大変。平日に動ける人が限られている。

ウーバーイーツ作戦

Uber Eatsの配達員は、自分が働ける時間帯は専用サイトからログインをして、待機をしているらしい。

仕事が入ると通知が来て、対応できるか否かを判断して返信をすると仕事が確定する…らしい。

このシステムを応用して、ワクチン接種希望者には専用サイトからログインをして、待機してもらう。

ワクチンが余りそうなときに、近隣住民に通知を送り、対応できる人が「先着順」で接種すればよいのでは?

問題点:システムの作成

これは、システムさえ作れれば、運用は比較的簡単だと思う。

そこまで複雑なシステムではないと思うし、先着順が不平等という意見もあるかもしれないが、「完璧な平等」など最初から存在しないのだからいいと思う。

通りすがりの人接種作戦

都会限定かもしれないけれど、余りそうになったら、会場の近くを歩いている人で、マイナンバーなどで本人確認がきちんとできた人に限り接種を行う。

条件は「マイナンバーで住所確認ができること」。

一緒に普及もできる。

問題点:会場に殺到する?

ワクチン接種を希望する人が、会場に殺到して、密になってしまうかもしれない。

これは、本当に最終手段だと思うが、結構いい手だと思う。



まとめ

ワクチンの接種方法に関して、連日報道されているが、各自治体で状況が違うので、責めないで上げてほしい。

ワクチンが無駄になったことも廃棄されてしまったことも、致し方ない部分があります。

1年前から想定して(本当はできたはずですが)動けていたらもっと違ったかもしれませんが、いきなり降って湧いた話なんです。

自治体の人を責めても何もいいことありません。

各自治体で特色がある話をやっていますが、コンセントの確認など、根本的なところで対策を講じてほしいと思います。

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